ボールペンの歴史

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ボールペンの歴史

今では、どこの文房具店でも手軽に安く買えるボールペンですが、歴史的には、初めて登場してから、60数年しかたっていません。

ボールペンの命は、なんと言っても字を書くためのペン先で、この先端には金属やセラミックの、小さな球が使われています。

開発当初は字を書くときだけ、スムーズにインクが出るようにするのが、なかなか難しく、量産化されるまでは、かなり高価な筆記用具だったようです。

一見単純に見えるペン先ですが、ペン先のボールの加工、製造には高精度な技術が必要だったのです。

また、ボールペンに使用するインクの開発も、同時並行で行なわれていて、今のような実用的なボールペンが生まれるまでには、かなりの年数がかかっています。

日頃は使い捨てのような感覚で、ボールペンを使っていますが、もう少し大切に扱ってあげないと、かわいそうなのかもしれません。


1.最初の実用に近いボールペンは、1943年にハンガリーで考案され、
  エバーシャープ社とレイノルズ社によって、発売されました。
  しかし、書き味の改良やインク漏れが完全になくなるまでは、7〜8年
  以上の年月がかかっています。

2.日本では、1945年にアメリカの進駐軍の影響によって、ボールペンが
  使われるようになりました。

3.1949年にアメリカのオート社(OHTO)が、初めて鉛筆形のボールペンを
  発売し、その2年後の1951年には、現在とほぼ同じような実用的な
  ボールペンになりました。

4.1964年にオート社で、油性ボールペンの短所を補う、水性ボールペンが
  開発され、その後世界中で改良が進められてきました。

5.1968年に宇宙でも字が書ける宇宙ペン(スペースペン)を、
  フィッシャー社が開発。

6.1982年にサクラクレパスが、水性ジェルインクを開発し、1984年頃から
  国内メーカー各社から、ジェルボールペン(ゲルインクボールペンor
  中性ボールペン)が発売されました。


現在では、万年筆と同じように漆や蒔絵をほどこした、高級なボールペンも作られるようになっています。実用性だけでなく、一種のファションの傾向もあるようです。

なお、ボールペンの製造技術は、現在日本がダントツで他国を大きく引き離しています。
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